アトリエ探訪・自社工場監査

自社工房の全貌・実景探訪と品質検査ラボ

生産現場の透明性こそが、海外調達における信頼の根幹です。東莞市 TelvaBag 自社工房は、バッグ産業の集積地である東莞市厚街鎮に拠点を置き、延床面積3,800㎡(3フロア)の直営生産拠点を運営。デジタル型紙作成から83名の専属熟練刺繍職人による手作業、草木染め、竹・籐の接合フレーム、AQL 1.5品質検査ラボまで同一敷地内で完結。世界中のバイヤーによる工場監査とオンライン見学を随時受け入れています。

管理の行き届かない下請け工場へ丸投げする仲介業者とは一線を画し、TelvaBagは厳格な工程追跡、公正な労働賃金(地域最低賃金を35%上回る水準)、そして全製造ロットに対する物理検査を徹底しています。

東莞 TelvaBag 手仕事のアトリエ実写:リネンエプロンを着た職人たちが、陽光あふれる木製テーブルでトートバッグの手刺繍と天然籐の手編みに打ち込む様子
東莞手仕事工房の実写:陽の光が差し込む静かな工房で、職人が手作業で帆布トートへの刺繍と天然籐の立体編み上げを一針一編み丁寧に仕上げています。 Dongguan Atelier Verified
工房延床面積
3,800 m² (3 Dedicated Levels)
専属職人規模
83 Master Artisans + 18 Engineers
月間生産能力
9,600+ Finished Craft Bags
出荷品質基準
AQL 1.5 Major / 2.5 Minor (Zero Needle Policy)
監査対応体制
In-Person Visits & 24h Live Video Walkthroughs

工房を構成する5つの専門フロアの全貌

複数の下請け業者に外注を振り分ける仲介業者とは異なり、TelvaBagの製品はすべて東莞の自社敷地内で一貫製造されます。各フロアでISO 9001基準の作業手順を遵守し、量産品とサンプルの完全な一致を保証します。

01
フロア1:CADパターン&レーザー高精度裁断室
デジタイザー入力台により、デザイナーの指示書を公差0.1mm以内のDXF型紙データへ変換。自動CNCレーザー裁断機が生地端面を熱融着し、糸のほつれを完全に防ぎます。
02
フロア2:専属刺繍名工エリア&多頭コンピュータ刺繍機群
83名の専属職人がスザニチェーンステッチ、フレンチビーズ、3D立体刺繍を手掛けます。毎分1,000回転を誇る日本製バルダン(Barudan)15針自動刺繍機も完備。
03
フロア3:天然素材編み&竹・籐のスチーム熱曲げ成形フロア
インドネシア産丸籐を恒温スチーム室で軟化させ、表面割れを起こさず美しい曲線を成形。高山竹ひごは専用治具と真鍮リベットで堅牢な立体骨組みに接合されます。
04
フロア4:草木染め発酵槽&ファブリック天然柔軟ラボ
天然藍、茜の根、茶ポリフェノール、青柿の渋タンニンを定温ステンレス発酵槽で熟成。多段階RO軟水すすぎにより、摩擦堅牢度4.5級以上の高い染色安定性を確保。
05
フロア5:クリーン縫製仕上げ、検針機&AQL 1.5品質検査ラボ
Juki社製ダイレクトドライブ電子ミシン、日本製ハシマ(Hashima)ベルトコンベア検針機(鉄片0.8mm検知)、5,000回の連続落下テストを行うハンドル衝撃試験機を配備。

自社保有の主要設備・試験機器一覧

高級バッグの仕立てには、熟練の手技と工業用精密機器の融合が欠かせません。保有設備型番、稼働台数、校正精度基準を公開します。

設備名 メーカー・型式 保有台数 機能と精度スペック
多頭高速自動刺繍機日本バルダン BEKY-S1508C6台(計48ヘッド稼働)最高回転数1,000rpm、1頭あたり15色自動糸切り交換、繰り返し精度±0.05mm
ダイレクトドライブ極厚物用電子本縫いミシン日本JUKI DDL-9000C / 8700-742台の専門縫製ステーションデジタル糸調子制御、押さえ圧センサー搭載。24oz極厚帆布や4mm厚革も目飛びなく美しく縫製
自動CNC多層生地レーザー裁断機Han’s Laser製 2頭光学システム3台の大型自動搬送裁断台有効作業範囲 2500×1600mm、ホツレ防止熱融着切断面、ビーム位置決め精度0.05mm
コンベア式高感度デジタル検針機日本ハシマ Hashima HN-880C2台(最終出荷検品ラインに常設)出荷品全数を100%スキャン検査。0.8mm以上の微小な折れ針・鉄片を検知し、日本および欧州の安全基準を完全クリア
ハンドル・ストラップ動的落下衝撃試験機GESTER製 GT-N02B 衝撃耐久試験機1台(品質管理ラボに常設稼働)歩行時の揺れを再現:15〜25kgの荷重下で毎分30回、計5,000回の連続落下衝撃を与えても縫製部の裂けなし(ASTM準拠)
乾湿摩擦堅牢度試験機(クロックメーター)SDL Atlas製 M238AA 摩擦堅牢度機1台(素材検査室に常設)9Nの一定荷重下で乾湿摩擦堅牢度を測定。綿帆布および草木染めシルク糸がISO 105-X12で4.5級以上を満たすことを検証

4段階の工場実地監査と透明性プロトコル

海外ブランドの皆様が抱く調達不安や不透明性を完全に解消します。広州・深セン経由でのご来社による対面監査はもちろん、ロンドンや東京のオフィスからのリアルタイム映像監査においても国際基準のコンプライアンスを徹底遵守。

01
1. 24時間受付 リアルタイム1対1高画質工場中継
WhatsAppやZoomによる30〜45分間のリアルタイムライブ見学が可能。生地倉庫の保管状態、稼働中の刺繍機、職人の手元作業を自由な画角で確認し、技術責任者と直接質疑応答が行えます。
02
2. 第三者公認検査機関の来社監査を完全受入
SGS、Intertek、Bureau Veritasなど、海外バイヤー指定の第三者検査機関による実地査察を定期受入。標準光源ブースや精密計量台を備えた専用検品ルームを完備しています。
03
3. 厳格な秘密保持契約(NDA)と型紙の隔離保管
デザイナー独自のベクター図面および刺繍プログラムデータは、外部ネットワークから物理遮断されたサーバーで暗号化管理。専用の抜型やアクリル治具は個別の鍵付き保管庫にて厳重管理。
04
4. 原料調達ルートの完全トレーサビリティ管理
搬入されるすべてのオーガニック帆布、フランス産リネン原反、草木染めシルク糸について、ロット別検査成績書、OEKO-TEX Standard 100認証、原産地証明書を完備・開示。

自社品質管理ラボにおける物理的強度試験基準

高級クラフトバッグの真価は、工業製品としての圧倒的な堅牢さに裏打ちされています。すべての製造ロットに対し、自社ラボにてASTM・ISO・AATCC基準に基づく破壊・非破壊検査を厳格に実施。

01
持ち手・ショルダーストラップ5,000回連続落下衝撃試験
GESTER GT-N02B試験機で実施:15〜25kgの砂袋バラストを積載し、毎分30回の速度で100mmの自由落下衝撃を連続5,000回付加。ステッチの解れ、リベットのガタつき、破断ゼロを義務付け。
02
SDL Atlas 回転式乾湿摩擦堅牢度検査(ISO 105-X12)
9Nの一定荷重下で白シャツ等との摩擦を再現。乾式・湿式ともにISO 105-X12規格で4.5級以上の合格を義務付け、濃色帆布や草木染めシルク糸による衣類への色移りを完全に防止。
03
ハシマ社製デジタルコンベア検針機による全数検査(0.8mm検知)
折れ針ゼロの鉄則:全製品が出荷前に日本ハシマ社製HN-880Cデジタル検針機を100%通過。0.8mm以上の微小破片を確実に感知し、改ざん不能な検査ログをロットごとに保管。
04
AATCC 127 静水圧耐水度・耐浸透漏れ試験
撥水帆布、コーティングリネン、TPU裏地は最低1,500mmの耐水圧基準をクリア。スコールのような熱帯の豪雨に遭遇しても、PCやパスポートなどの貴重品を濡らしません。

公正な労働環境・名工育成ギルド&ESG持続可能性への誓約

過酷な労働環境の下請け工場が問題視される中、TelvaBagは極めて透明かつ人道的な製造倫理を徹底。83名の専属職人に安定した生活基盤を提供し、環境負荷ゼロの排水管理を実践することで、海外ブランドのESG調達に応えます。

01
法定基準を35%上回る公正賃金と福利厚生の完備
83名の専属職人全員と正式な雇用契約を締結。地域法定最低賃金を平均35%上回る給与を支給し、社会保険や定期健康診断、人間工学に基づいた休憩時間を完備。
02
伝統刺繍無形文化遺産の師弟継承ギルド制度
刺繍歴25年以上の名工が若手職人を3年間マンツーマンで育成するギルド体制を確立。失われつつある伝統スザニ刺繍やフレンチビーズの高度な手技を次世代へ継承。
03
草木染め廃水の完全クローズドループ生物ろ過浄化
植物染色フロアでは、多段生物砂ろ過とオゾン殺菌による循環設備を導入。染色廃水を100%浄化して工房の冷却・ボイラー給水に再利用し、外部排水負荷をゼロ化。
04
100%トレーサブルな持続可能サプライチェーン(GOTS/FSC)
使用するすべての綿布反物、竹材、籐原料は、環境認証を受けた農園まで追跡可能。企業のESG監査や税関申告に必要なトレーサビリティ証明書を完備して提供。

工房の技術が結実した代表的バッグシルエット

現在東莞アトリエの製造ラインで稼働している完成度の高い代表モデルをご覧ください。実績ある構造パターンをベースに、ブランド独自の刺繍デザインや金具アレンジをスピーディに展開可能です。

生産・カスタムのよくある質問

サンプル発注の前に、WhatsAppやZoomでリアルタイム工場見学はできますか?

大歓迎です。海外のお客様向けに約30〜45分間のインタラクティブなビデオツアーを随時実施しております。パタンナーとの直接対話、資材在庫の確認、職人の手元作業をリアルタイムでご覧いただけます。

量産中にSGSやIntertekなどの第三者検査機関を派遣して中間検品・出荷前検品を行うことはできますか?

いつでも歓迎いたします。工程中検査(DUPRO)および出荷前最終ランダム検査(FRI)のいずれにも全面協力。校正済み測定器具やISO 105準拠の標準光源ボックスを備えた専用検査室をご利用いただけます。

東莞工房への来社見学・監査の予約方法と、最寄りの空港・高速鉄道駅を教えてください。

ご来訪の5営業日前までにご連絡ください。最寄りは深セン宝安国際空港(SZX、車で約45分)または広州白雲国際空港(CAN、車で約75分)です。香港西九龍駅から虎門駅まで高速鉄道で38分。専用車での送迎サービスを手配いたします。

独自の意匠図面やオリジナル刺繍パターンの外部流出・模倣をどのように防いでいますか?

法・デジタル・物理の3重セキュリティを徹底。(1) 仕様書受領前に法的拘束力のあるNDAを締結。(2) USB無効化の社内隔離サーバーで意匠データを暗号化管理。(3) 実物型紙と金型には識別コードを刻印し暗証番号付き保管庫で保管。(4) 書面による許可なく、未発表製品をショールームやSNS等に公開することは一切ありません。

広東省に数多く存在する一般的なバッグ貿易会社と、TelvaBagの最も根本的な違いは何ですか?

一般的な商社はオフィスを構えるのみで機械設備を持ちません。受注後に25〜40%のマージンを乗せて低価格の下請け工場へ流すため、刺繍の密度や張力設計を理解しておらずトラブルが頻発します。TelvaBagは自社設備を持つ本物の製造元です。83名の職人が直営工房に常駐し、中間マージンを一切排除した直接原価でご提案します。

製品ロットの出荷時に、引張強度やREACH環境化学物質安全基準などの公認検査成績書を発行できますか?

はい、すべてのオーダーについて以下の品質証明書類を同梱可能です。(1) 自社ラボによるハンドル耐衝撃疲労・縫製破断強度試験成績書。(2) OEKO-TEX Standard 100、EU REACH SVHC規制適合、重金属フリー検査証。(3) SDL Atlas試験機で実測した乾湿摩擦堅牢度の判定済みテストスウォッチ。

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