手編みラタンバッグとケインバッグ
ラタンは曲げても割れにくい攀援ヤシで、柔らかい繊維が垂れる構造的なシルエットを保てます。リゾート向けは通気性の六角編み、構造的な形には密な丸編みを使います。

発注と試作の流れ
天然ラタンは湿度で動きます。乾燥すると締まり、湿ると緩みます。その動きを見込んで製作し、切断した籐の端を補強リム内に密封して、後から裏地を突き抜けないようにします。
- 繊維と編み方向 — ナチュラル・スモーク・炭化、粗目か密目か。
- フレームとハンドル構造 — 編み込み、レザー縫製、真鍮金具のいずれか。
- 裏地と湿度挙動 — 天然繊維は湿度で動くため、裏地と張り感の想定を先に確認します。
主な用途と代表スタイル

インドネシア産最高級野生ラタンを熟練職人が同心円状に手編みしたクラシックラウンドバッグ。コットンロープ巻きハンドル、本革クロスボディストラップ、アンティーク真鍮スナップボタン、防漏綿麻裏地付き。50個から。

当工房の真骨頂である異素材ハイブリッドトート。頑丈なインドネシア産野生ラタンの手編みカゴ本体に、高密度キャンバスに草木染め糸で手刺繍した蘇繍花卉パネルを一体埋め込み。防抽糸特許フレキシブル芯材を採用。50個から。

伝統の竹編みとインドネシア藤編みをハイブリッド構造で編み上げた高耐久カゴバッグに、東洋山水画の平刺繍キャンバス画芯を融合。真鍮リベット留め本革ハンドル付きで15kg耐荷重を実現。50個から。
よくある質問:MOQ・試作・納期
この案件についてバイヤーから最も多い質問に、簡潔にお答えします。
- バッグ製造におけるラタン編みとは?
- ラタン編みは細い籐ひもを手で組み、自立するパネルやバスケット本体をつくる工程です。ラタンは曲げても割れない攀援ヤシのため、仕上がりは垂れずに鮮明な形を保ち、構造的なトートやバケット、丸ハンドルに適します。
- ラタンバッグは量産できますか?
- 可能ですが、流れ作業ではありません。ラタンの量産は編みステーション方式で、職人がパネルや本体を仕上げ、編み密度で組み合わせてから組立てます。アトリエ全体で月最大9,600+個、ラタンは通常500〜2,000個の規模です。
- ラタンバッグの価格は何で決まりますか?
- 4点です。ケインの等級と直径、編みの粗密(通気六角は密な丸編みより材料が少ない)、裏地の有無、金具。裏地と真鍮を備えた構造的なバッグは、同サイズの裏地なし通気トートの2〜3倍になることがあります。
- ラタンバッグの仕様はどう指定しますか?
- 4点をご指定ください。繊維仕上げ(ナチュラル・スモーク・炭化)、編み方と粗密、内部構造(裏地またはオープンケージ、底板補強)、ハンドル種別(編み込み・レザー縫製・金属金具)。実物リファレンスがあれば1ラウンド短縮できます。
生産・カスタムのよくある質問
ラタンとシーグラスの選び方は?
構造と長寿命はラタン — 形が鮮明です。より柔らかくマットでカジュアルな印象と低い繊維コストはシーグラス。多くは併用します。
乾燥した気候でラタンは割れたりささくれますか?
良いラタンは生の状態で蒸して曲げるため、乾燥時に形へ馴染みます。切断面を研磨・封止するので、低湿度市場でもささくれません。



