新進気鋭のデザイナーや独立系ブランドにとって、過剰在庫とキャッシュフロー枯渇は最大の事業リスクです。従来の大規模工場は1色あたり500〜1,000個のMOQを要求することが常でした。
TelvaBagの50個フレキシブル生産体制

当アトリエは機械的な長大ラインではなく、83名の専任職人によるセル型工房体制を採用。型あたり50個からの小ロット生産を実現し、低リスクでの市場テスト販売を後押しします。
量産発注時のサンプル費100%充当返還
サンプル製作は利益追求ではなく、長期パートナーシップへの先行投資です。実物承認後6ヶ月以内に量産発注が累計200個に達した場合、初期サンプル代金を全額インボイスから相殺充当いたします。
透明性の高い数量別ステップ価格
50、200、500、1,000個の明確な価格表と輸出通関書類をセットでご提示し、安心のB2B調達をサポートします。
小ロットはなぜ高くなるのか
小ロットが高いのは、固定費を少ない数量で割るためです。裁断、サンプル、色承認、ライン切り替え、品質検査の段取りは、50 個でも 500 個でもほぼ同じだけかかります。多くの工場は最低数量を上げてこれを回収します。当アトリエは値引きではなく、構造で対応します。
- 長い流れ作業ではなく工位(ステーション)制のため、型番の切り替えが短時間で済む。
- 素材の共通化:標準キャンバス、裏地、定番糸を在庫として持ち、受注ごとに購入しない。
- 金具は標準品:初回で新規金型を起こさないため、型代を単価に上乗せしない。
- 型は個別見積り:真鍮パーツやロゴ銘板は数量が成立する場合のみ発注。
- デジタル色管理:D65 のラボディップで物理サンプルの往復を削減。
数量帯で実際に変わること
| 数量帯 | 想定用途 | 単価の傾向 | 型 | 納期 |
|---|---|---|---|---|
| 50 個 | 市場テスト、1 型 1 色 | 単価は最も高い | 既存金具のみ | 承認後 25〜35 日 |
| 200 個 | 実績のある型、サンプル費相殺 | 低下 | 小さな銘板は可 | 25〜35 日 |
| 500 個 | 季節コレクション | さらに低下 | 専用金具が可能 | 30〜40 日 |
| 1,000 個 | 定番プログラム | 単価は最良 | 専用型と一括素材 | 受注ごとに設定 |
数量帯の価格は目安であり、構造・素材・仕上げで変わります。小売粗利を計画する前に、具体的な型でご確認ください。
50 個で最初のシーズンを組む方法
- 6 つの平均的な型ではなく、2〜3 の主力型に絞る。棚と撮影の両方で存在感が出る。
- 初回は 1 型 1 色。型が実証されてから色を増やす。
- 初回は専用金具と新規金型を避ける。コストと週数の両方が増える。
- 裏地と糸の色数を全型で共通化し、切り替えと色リスクを下げる。
- サンプル到着を待たず、承認した時点で量産枠を押さえる。
発注前に買い手が確認すべき数字
- 工場渡し価格ではなく着地コスト:運賃、関税、梱包で比較結果が変わる。
- 小売倍率:ブティック価格は通常、着地コストの 3〜4 倍が必要(返品と値引きを吸収するため)。
- 販売期間:値引き前に何週間あるか。
- 再発注リードタイム:25〜35 日+輸送のため、判断が遅れるとシーズンを逃す。
- 在庫リスク:50 個なら下振れは小さいが、500 個はキャッシュフローの問題になる。
お断りする依頼
50 個の受注を成立させるため、お断りする場合があります。50 個での専用真鍮金型、他ブランドのデザインを模した案件、サンプル期間内に量産を前倒しする依頼です。また、封緘前に量産日程を確約することはしません。サンプルが基準そのものだからです。
小ロットについてよくある質問
50 個という最低数量は本当ですか?
はい。1 型 1 色あたり 50 個が量産の下限です。それ未満は 1 点試作のルートが適しています。
サンプル費はいつ相殺されますか?
封緘後 6 か月以内に 200 個以上の量産をご発注いただいた場合、全額を相殺します。
50 個の中でサイズを混在できますか?
できます。型の中でサイズを分けられます。下限は「型+色」単位で、サイズごとではありません。
梱包やラベルも対応できますか?
はい。織りネーム、ハングタグ、ダストバッグ、輸出用カートンも受注に含めてお見積りします。印刷データがあればそれに合わせます。
- OEM サンプル書式 テックパック、プロフォーマインボイス、検品シート。
- 10 日サンプル工程の全容 資料が封緘試作になるまで。
- 参考コレクション ご要望に合わせて再設計できる参考型。
- 数量帯の見積りを依頼 型をお送りいただければ 50/200/500/1,000 個でお見積りします。
低MOQ案件で最も多い誤りは、大口受注の縮小版として扱うことです。50個のランはひとつの問いに答えるために存在します。この形が、この価格で、このチャネルで売れるか。5型を一度に試す手段ではありません。各型が個別の型展開、データ化、密閉サンプルを消費し、型ごとの固定費は数量が減っても小さくならないからです。今シーズンを賭ける1型を選んでしっかり回し、次に何を加えるかは sell-through データに決めさせてください。
マージンについて最後にひとつ。50個での単価は現実的ですが、固定費が分散されず集中するため、1個あたりの粗利はブランドが慣れた水準より薄く見えます。見るべき数字はパイロット段階の単位マージンではなく、型展開とデータ化が済んだ3回目の発注で期待できる単位マージンです。5,000個の見積もりの隣に置くと高く見えるパイロットも、実際に発注する段階と比べれば概ね競争力があります。 次の発注が基準にするのはその数字です。






